made in japan の意味
『こちらはmade in japan ですか?』 このような雑貨屋をしていますと本当によく聞かれる質問です。
私はこの質問をする人に対して疑問を持っている人間です。
そもそもmade in japan がどのような意味を持っているものなのかを正確に知っている人はどれくらいいるのでしょうか?
参考までにこちらのサイトをご覧いただけるとその意味が理解できるかと思いますので、リンクを貼っておきます。
こちらの内容を簡単に説明すると、最終工程をした場所を書いていいという内容です。
例えば中国人がタイ人を雇って日本国内の工場で作ったものはどう表記されると思いますか?そうです、made in japan です。
例えば日本の企業が中国に工場をつくり、日本人社員により生産されるものはどうだと思いますか? made in china です。
世界がグローバルになる今の時代、このようなことは当然のことになってきます。
だからこそ、私は作り手の想いを届けたいお店をしたいと思ってル・ポワルをやっていといっても過言ではないかもしれません。
タグに書いてある小さな情報からいったいこの商品の何がわかるのでしょうか?
私は作っている人に会いに行き、目をキラキラ輝かせて、使う方がこうしたらもっとこうじゃないかと四苦八苦しながらアイデアを出し合って商品になっていくものをいくつも知っています。
だからいろいろそれについて作っている人のことをお話しをしたいと思っているのですが、
現実は「こちらはmade in はどちらですか?」 「インドネシアです」 でサーっと店を出ていく人が結構いらして、残念で仕方がないんです。
もちろん世の中、いろんな人がいるので、そんな方がいてもしょうがないと思う反面、自分自身が作り手をしていることもあり、made in 〇〇 でそれを見向きもしない人がいるというのは、かなり傷つく出来事でもあるわけなんです。
そこですか? もっとこれに携わっている人の想いは知らなくていいんですか? みたいな。
では逆に、消費者はいったい何を基準に商品を見ればいいのでしょうか?
そこなんです!だからこそ、お店の人がその商品を詳しく知っていることが重要になってくるのではないのですか?
作っている人のことをたくさんの方に伝えたいお店、ル・ポワル。どうぞよろしくお願いいたします。
↑ ボクのお父さんはアメリカで生まれました。ボクはナニジンですか?
うーん、あまりにも難しい質問です。でもちゃんとわかっていることは、キュウ太くんはル・ポワルの店長で、睡魔に襲われることもあるけれど、一生懸命仕事をしています。(笑)
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