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2015年6月26日 (金)

谷根千散歩の極意

みなさんこんにちは。谷根千エリアにル・ポワルというお店を構えております 「織物作家:ミヤ」 と申します。

なんて改めて自己紹介しちゃいました。テヘヘ

近年、テレビや雑誌などでもよく取り上げられているエリアですので、遠くから訪れる方もとっても多い街です。観光地のようになっております。

私がここ谷根千にお店をオープンしたのは2009年4月ですので、今年で7年目になります。

ル・ポワルをオープンさせるまでは、大学で専攻した織物にとり憑かれ、自宅で制作して、ギャラリーを借りて個展をしたり、手づくり市のようなものにブースを借りて出店したり、洋服屋さんや雑貨屋さんと契約して作品をお店におかせてもらったりして活動しておりました。

その頃はずーっと自分のお店を出したいという思いで過ごしていました。

というのも、お店に作品を置かせてもらっているときに、ただ置いてあるだけだと単純に「タッカーイ」みたいなものに見えてしまうので、自分が織っている姿を見てもらいながら織物を見てもらえるようなスタイルをどうにかやってみたかったわけなんです。

そんな夢を実現させるためにがんばりました。

もちろん織物の腕を上げるための修行も重ねましたが、お店をオープンさせるには物件を借りなければなりませんからね。家賃を払えるかとか、敷金礼金のようなものが猛烈ですし、まぁがんばりました。

コツコツがんばったり、ダイナミックにがんばったりです。

私が思うのは、その夢がどれくらいのものなのかを試されているのではないかと思うんです。そんなことまでしてやるならいいや、くらいの想いだったらそれはそこで終わるんだと思います。

私の場合は 「どうしても、どうしてもやりたい」 くらいでしたからね。周りからはそんなの無理だとかいろいろ言われました。孤独ですよ。

でも、どうしてもやりたいんです。誰になにを言われてもやりたいんです。

この言葉がふさわしいかは分かりませんが死にもの狂いにがんばりました。

なぜそこまでしてその想いを貫いたのか。それは今にして思えばその頃の日本の情勢が関わってくるのだと思うんです。

思い出してください、7年前。それはデフレの底のような時代です。100円ショップが当たり前になり、安くて粗悪なものが普通になっていく。ものづくりをしている人間としてはそれは素通りできなかった。

もっと人の血の通ったものがあるんだと。それを使うと目には見えないけどぬくもりや優しさが伝わってくるんだ。丁寧な手仕事。100円のと私が作るモノは同じですか?と。

そんな想いが私の背中をずーっと押し続けました。

そして死にもの狂いで貯めたお金でやっとル・ポワルをオープンさせたんです。

なーんて熱くその頃を語ってみましたが、顔立ちがのんきそうなのでそんなに必死だったとは誰にも思われてなくて、その頃を知ってる人にそう語るとびっくりされます。(笑)

そんな想いでオープンさせた 『織物工房le poilu』 

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来た人全員を楽しくさせたい。手織の魅力を伝えたい。そんな想いがギュウギュウです。

そしてビックリするのは、この谷根千というエリアには同じ想いでお店をしている人がいっぱいいるんです。

だからこそマスコミやメディアが取り上げてくれたんだと思うんです。熱いよ。やけどするよ。すっげーよ。みたいな。(笑)

熱い想いで経営してるからお金儲けのためにやってる人いないし、自分の持ってる最高の技術で勝負してる人ばかり。

なので、せっかく谷根千観光に来たならばそれを見ずにしてどうするんだい。ぜひお店のオーナーと語らい、熱い想いを感じて谷根千を楽しんでください。

人生を変えるくらいの感動をくれるはずですよ。

Img_3559

↑ ボクものんきそうな顔立ちだから、ミヤちゃんの言ってること分かるー!

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