雪でした
雪降りましたね。谷中近辺もけっこう積もりましたよ。
キュウ太くんがジョーしたところが黄色になって 「誰かがレモンシャーベットだと思って食べちゃったらどうしよう」 と心配してました。笑
マッサンが 「ものづくり」 になかなか焦点を当ててくれないのでフンフンしていたのですが、問題のあるレストランという新しく始まったドラマで、そのようなことも描いていて、昨日見ながら胸が熱くなりました。(フジテレビ木曜22:00)
信じてもらえなくてもいいのですが、私にとって材料や道具はものではなくて、それぞれが気持ちを持っていて、いろんなことを言っているんです。
ミヤさんが私たちをいいモノにしてくれるんだよって胸を張って誇らしげにいるんです。
使ってあげてない道具は 「おーい、オレ今日も出番なし?」 だんだん拗ねていくのも聞こえますし、使わなくても磨いてあげたり、気にかけてあげると 「イヤッフォー!!」 って。
道具は特に使われるためにいるから、けっこう江戸っ子みたいなのが多いです。
材料は様々です。とってもか弱い子もいるし、ヤンキーみたいのもいるし。
でもこっちに腕があることがわかると身をゆだねてくれて、アタイ達あんたに任せることにしたからっっ、みたいな。笑
本コースではたまにそんなことも言ってみるのですが、生徒の方たちにおかしな人だと思われないように注意が必要ですね。(これをお読みの方もそう思われたかな?)
ものに気持ちがあることがわかってくると、ものづくりの基本的な志の方向が確たるものになります。
ものが欲しければ、生産ラインとか物流に乗って、大衆心理とか統計学で出したデータで管理されて機械で量産されているものが世の中にはあふれておりますので、欲しい物はすぐに手に入る時代です。
でも、ものづくりをしている人から生まれてくるものは、その子の性格とか、それをくみ取ってあげるやさしさとか、それをゆだねてもらえる技術とかいっぱい時間をかけて作っていくので、やはりいまどきの流通には乗れなくて、たくさん作れなくて、値段も高くなって、でもあったかくてとてもステキなんだと思います。
やっぱりいいものを作りたくて今日も奮闘中。オーダーをお待ちいただいている方、もう少しお待ちくださいね。
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