谷根千すごろく
すっかり日が短いです。5時には真っ暗で、あと2時間もオープンしている店なのに 「今日もお疲れ様でした」 などと言われてしまいました。
7時までやってますのでよろしく!! (笑)
毎年10月にこの谷根千一帯が芸術の街になる 『芸工展』 の実行委員の皆さまがですね、本を出されまして、
なんとわれらが 「le poilu」 も取材していただき、掲載させていただきました。
↑ その本は 「谷根千すご六」 ¥500(税込) 近隣の本屋さんにて販売しているそうです。日暮里の駅なか本屋さんにもあるそうですよん。
出版するにあたって時間をかけ、本当に丁寧に何度も取材していただき、内容もたっぷり読み応え抜群です。
私ももうずーっと読みふけっております。
「ものづくり」、最近流行りの言葉になりつつある感じですね。
ただ、モノづくりをしている人間は、流行とかブームとかそういうのは全く関係なく、いいモノを作りたくて日々を情熱をもって暮らしておりまして、
その熱い想いが私以外もたくさんたくさん紹介されておりまして、本当に熱い!!
私は 「ものづくり」=「人間づくり」 だと思っております。
手作りのものだからいいもの、という考え方はたぶん違っておりまして、現にいま日本中に流通している一般的な商品も、はっきり言うとほとんどのものが手作りで作られております。
いったいそれらと、私たち 「ものづくり」 の観点で作っているモノが何が違うのか。
それは手に触れていただければきっとわかってもらえるのではないかと思うのですが、一言でいうと持っている熱量(エネルギー)が違うのです。
最終的な目的が、自分のため(生活をするためとか売り上げを伸ばすため)ではなくて、それを手にした人のために自分の志しや技や情熱や豊かさがいっぱい込めているものなのです。
手作りで作っていても空っぽのものたくさん見たことあります。逆に流通用の商品になっているモノでもぎゅうぎゅうになっているモノもたくさん知っています。
私は 「ものづくり」=「人間づくり」 だと思っております。終わりなきものづくりの旅。人生のすべての時間を使ってもゴールはないのかもしれない。人生を終えるその日まで成長し続ける志と技。
谷根千すご六、本当に熱い本です。みなさんもぜひ読みふけましょう!感動します。
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