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2014年9月10日 (水)

いいものの魅力

「いいもの」ってなんでしょう?

この問いの答えを探すこと25年以上。

先日のある雑誌のインタビューでもそのことについて質問されました。

以下が私のこたえた内容です。

世の中にはたくさんのモノが存在しますが、すべてのモノは、誰かが何かを想って作られています。

私はいいモノがなんなのかを考え探し、モノを作っておりますが、少なくとも 「面倒くさい」 「作らなきゃならない」 など負の感情が入って作られているモノはいいものにはなれない。と思っております。

「もの」 は作り手の映し鏡で、「いいもの」 とは分かりやすく言うと どんなステキな想いで作られているか、だと思うんです。

つまりいいものとは 「どんなステキな想いを持った人が作ったか」 ということだと。

みなさんは世の中にあるすべてのモノが 「いいもの」 かどうかすぐに分かりますか?

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私は雑貨ショップをしております。作り手がどんな想いで作っているのかを伝えることが雑貨ショップの役割なのではないだろうかと、ずーっと思っておりまして、

ただモノを見やすく並べて、レジを間違いなく打ち、袋に詰めることが雑貨屋さんの仕事ではないとずーっと思っていて、

作り手の想いを届ける雑貨屋さんを私がやって見せたかったわけなんです。

たぶん自分が作り手だからこその思いなのかもしれません。

じゃ、作り手が自分の作ったものを販売する店をやればいいじゃん、という方もいるかと思うのですが、正直ですね、かなりの覚悟が必要でして、

すべてのお客さんがそこまでの目を持って見ていただけることは、残念ながら少なく、(雑貨屋さんだってその目で商品を見ている方が少ないくらいですから。)

知識のない方の心無い言葉などをも真正面からくらわなければならないわけで、

一生懸命やればやるほど、過酷なんです。(先ほども、これくらいだったらちょっと習えばできるでしょ、と言われてしまいました。)

ですから、自分の作品を自分で販売している人の覚悟がどれくらいのものかお分かりいただけますでしょうか?

なので、この谷根千界隈にモノづくりをしながらショップをしている人がこれほどまでにいること、それこそが谷根千の魅力なのかと私は思っております。

↑ インタビューはこう答えたのですが、ここは雑誌には載らないみたいです。

載らないみたいなので、ブログに書いてみました。小さな反抗です。(笑) よろしく。

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