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2014年4月10日 (木)

織物の歴史

わたくしが織物の魅力を知ったのは大学時代です。織物と出会ってなんと20年も経っておりました。

20年もなどと言ってみましたが、織物の歴史をたどっていくと20年などという時間はちっぽけな時間かもしれません。

というのも、織物というものは、人類が文明を持った頃からの約1万年の歴史があり、

石器だの土器だのと同じように世界各地の遺跡から、織った布目の跡などが発見されておりまして、衣食住のおもに 「衣」 を担当している分野になります。

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以前、テレビでEXILEの方が 「ダンスは人類が文明を持った時から世界中に存在する」 とおっしゃっているのを見たことがあるのですが、ダンスも同じだなんだ!と思いました。

日本でも、江戸時代までは機織りは生活の一環で、炊事、洗濯、と並ぶ位置に 「機織り」 がありました。

ではいったい、なぜ、今は特殊な分野のようになってしまったのかというと、

明治時代に産業革命における機械化が時代を大きく変えてしまいました。

機械では手織りという生産方法とは全く比較できない、ものすごい速さで布が織られていくようになってしまい、そして織物は生活の一部ではなくなってしまった。

わかりやすく言うと、お掃除とは、ほうきで掃いて雑巾で拭くという重労働だったのに、留守の間にルンバがやってくれている、みたいな感じでしょうかね。笑

そして、私は生活のために織っていた時代が完全に終わって100年くらい経った頃に織物と出会ってしまうわけなのです。

その頃になると、生活のために活用している織物はなくなり、完全にアート(芸術)として新たなる進化をしていたわけなのですね。

織物という名前も 「テキスタイル」 などと呼ばれ、まったく新しい分野を担っていたのです。

そして私はその分野にとても感銘を受け、多くの方に芸術としての織物の魅力を伝えたいと思ったわけなんです。

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もちろん織物ですので、人類が文明を持った頃と原理は同じです。ただ、私が知っている織物はきっとこれからの芸術を引っ張っていくような、すばらしい芸術の分野です。

そんな織物(テキスタイルと言ったほうが伝わるのかな?)、多くの方に知ってもらいたいと思って活動しております。おもしろくて斬新で、自由で、ワクワクする織物。

どうぞお付き合いいただけますようよろしく申し上げます。(*^^)v

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