ステキなシーンに遭遇
どうも、こんにちは。ロンドンへの出発も迫っており、ワクワクソワソワしております。
先日雑貨屋の醍醐味とでも言っちゃいましょうか、遭遇したステキな出来事を聞いてください。
小学3年、1年くらいの年ごろの少年2人が ル・ポワルに入ってきて雑貨を探しはじめました。
20代から40代の女性のお客様が多いル・ポワルに、なんともかわいらしいお客さんだと思い、様子をうかがいつつ、よく見ると常連のお客さんの息子さんたちでした。
「あれ?今日はお母さんは一緒じゃないの?」 と聞くと
「今日はお母さんの誕生日プレゼントを買いに来ました。」 と。
ヤバい、ステキすぎて泣きそう。。。
「そうなんだ。いいの見つかるといいね。ゆっくり探してね♪」 などと言い、待つこと約5分。
少年たちはネコのスプーンと、アルパカのフォークを持って私のところに来ました。
「この動物たちにしたんだ。お母さん絶対に喜ぶね。それではお会計が¥798です。」 というと、
少年たちは、それぞれ持っていたマジックテープのお財布を開け、400円ずつ、合計800円をトレーに出し、
「2円のお返しです。」 とお兄ちゃんに渡すと、1円を弟くんに渡し、お財布に大切にしまいました。
これくらいの歳の時、私も100円という大金を持って、駄菓子買って、10円余らせて、貯金したなぁ・・・、みたいな記憶がよみがえり、
それを¥399もお母さんのプレゼントに使う彼らの姿に、たいへん心が洗われた気持ちになりました。
ラッピングして、「お母さん、喜ぶといいね」 と言って渡すと、「うん」 とはにかんだ笑顔でうなずく少年たち。
いやー、ステキなシーンに遭遇したなぁと、私も軽く涙をこらえて教室の生徒さんたちのほうへ戻ると
なんと、その出来事を背中で聞いていた生徒のみなさんが、目頭を押さえ、感動したと言って泣いているではありませんか!!
本当に、なんてステキな人たちに囲まれている私でしょう。
改めて、みなさんの心の豊かさ、暖かさに感謝です。 皆さま、ありがと~♪
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